• [ 東京都 ]
  • 2025年10月21日

江東区辰巳中学校講演会

2025年8月28日に念願叶い、本間生夫先生と高橋康輝先生に東京都江東区にある辰巳中学校へ講演とデモンストレーションでお越しいただく事ができました!

 今まで、悩み多き思春期の生徒達の話を聞きつつ、細々ではありますが正しい姿勢と呼吸の仕方やストレッチを伝えてきました。が、浸透していくには簡単な事ではありませんでした。
そのため、いつか本間先生に、辰巳中学校で講演をしていただきたいと思い続けていました。

 大きな事はできなくても、私なりに伝えていくことは続けて行こうと心に決めていました。小さくても継続は力なり!賛同していただける職場の仁茂田史恵先生に出会え、認定士の仲間にもなっていただき、年間計画にこの講演をいれていただくことができました!そんな思いもあり、本間先生、高橋先生が、私達がいつも関わっている生徒、教職員の前で指導とお話をしてくださっているだけで思わず目頭があつくなりました。

 普段、あたりまえに行っている呼吸に対して、中学生にもわかりやすく、また飽きない様に工夫してお話くださいました。体育館でおこないましたが、多くの生徒が真剣にお二人のお話に耳を傾け、新しい発見をした、といった表情がとても印象的でした。
 あの1時間のお話の中で、中学生が様々な考えや疑問を質問として投げかけていた事が驚きと嬉しさでいっぱいになりました。時間の関係上、質問事項を後日、本間先生、高橋先生にお送りする形となりました。お忙しい中、すぐにご回答もいただけとてもありがたかったです。
 
 質問内容には
「心ってどこにあるのですか?」
「なぜ呼吸は人によって回数がちがうのですか?」
「なぜ呼吸法を変えるだけで緊張を和らげたりなどをできるのか疑問に思いました」
「呼吸を気にすると、呼吸が普通にできなくなってしまうんですけど、どうしたら普通の呼吸   に戻せますか?」
「嬉しくて過呼吸とかはありえるのか?」
「普段姿勢よく座ったりしていても、呼吸が苦しくなる時の対処法が知りたい!」

などなど、生徒達の不思議や疑問が溢れていました。当たり前のようにしている呼吸の奥深さ、情動と呼吸の繋がりをリアルに感じ、知る事ができたのではないかと思いました。講演後は姿勢を意識する生徒が増えました。ストレッチの方は保健委員会でも全校生徒に何度か伝えてくれていましたが、今回の講演を通して、点と線が繋がった生徒が増えたように見受けられました。

 生徒講演後、我々教職員にも講演して頂き、教職員の方にも興味を持っていただけ、より良い時間になりました。心電図で呼吸の波形のチェックでは、積極的に参加してくださる先生がいらっしゃり、高橋先生が話された波形の変化に納得したり、笑顔になったりと、和みながら新しい扉の世界を開けることができたのではないかと感じています。
 深呼吸すれば良いだけでない、姿勢や身体の筋肉をしなやかにしていくことや心の動きが呼吸と繋がっていることを我々教育関係者にとって知る、理解する事は非常に大切だと思います。講演終了後、とても興味深い、もっと知りたいと言う声もきけました。
本間先生、高橋先生からお伝えいただいたことを常に心に、これからも未来を担う子ども達のために関わっていきたいです。「もっと時間がほしかった!」と言う気持ちもありますが、生徒、教職員にとって実りある日となりました。

 あらためまして、本間先生、高橋先生、辰巳中学校で講演をしてくださり心から感謝しております。また講演機会が持てることを願って、小さな歯車の1つではありますが、繋げていける存在でありたいと心から思っています。

辰巳中学校
認定士 梅林栄美子

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